書評

【書評】朝日ぎらい(橘玲)


こんにちは、ミサゴです。

今日は、橘玲さんの著書である「朝日ぎらい」を読んだので、そのご紹介と感想を記しておこうと思います。

まず初めにですが、こちらのタイトルですが、朝日ぎらいと言っても、朝日新聞を批判する内容では全くありません。本書の冒頭でもその点は明記されています。

本書は、主にリベラルとは何かについて書かれた書籍です。リベラル、保守、リバタリアン、ネオリベ、功利主義など、言葉を聞いたことはあるけど、よくわからないという人が理解を深めるのに適した本だと思います。橘玲さんの書籍を読むと、こうした世間でよく聞くけど、明確に定義されていない言葉を現代社会の状況とともに的確に説明してくれていると思いました。

この書籍を読むとそういった言葉が理解できるようになるとともに、自身がどういった傾向なのかも言語化できるようになります。ちなみに、ミサゴ自身はリベラルの中でサイバーリバタリアン・功利主義寄りの考え方なんだなと、自己理解が深まった気がします。

本書に書かれていることを身近な周囲の人に当てはめて評価・判断することは危険ですが、現代社会の傾向として知っておくのは良いと思います。少なくとも、ニュースなどで世の中を知ろうというときには役立つ情報かと思います。

橘玲さんの著書で、最近は「世界はなぜ地獄になるか」という書籍も読みました。こちらもリベラルについて書かれており、リベラル化が進むと世の中がどうなっていくのかということが考察されています。併せて読むと理解が深まるため、おすすめです。

直近では3月ごろに、「テクノ・リバタリアン」という本も出版されていますね。こちらもいずれ読んでみたいと思います。


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misago

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