こころ 書評

【書評】1%の努力 (ひろゆき)

2023年9月24日


こんにちは、ミサゴです。

今更かと思いますが、初めて「ひろゆきさん」の本を読みました。

ひろゆきさんと言えば、2ちゃんねるの管理人で有名な方ですね。ミサゴは熱心な2チャンネルユーザーではありませんでしたが、それでも学生の頃など調べ物などでお世話になりました。

社会人になってからは2ちゃんねるを利用することも、すっかりなかったのですが、Youtubeなどでいろいろと情報発信されているのを拝見するので、一冊読んでみることにしました。

結果、ひろゆきさんの引き出しの多さの背景にあるものは少しだけ垣間見ることができました。それだけでも読んだ甲斐がありました。

特に印象的なフレーズをご紹介したいと思います。昨今のYoutubeなどで、よく取り上げられているフレーズと思いますが、ミサゴの感想としてお読みください。

この人とは「前提」が違うんじゃないか?

仕事でもプライベートでも、話が噛み合わないことや、意見が真っ向から対立して議論が進まないことがありますね。そのときに、思うことは「この人と自分は考え方や見方がズレているな」ということです。ひろゆきさんは、「前提」と表現されてますが、要はその発言に至った背景のことで、言い方はいろいろあると思います。

この前提がズレていると議論が進まず結論に至りません。結論を出すには、まず前提を揃える作業が先ですね。ただ、経験上この前提を揃える作業がもっとも大変な気がします。むしろ、前提が揃った時点で結論は出ていることが多く、次のステップに進む土壌が既に整っていることが多いです。

書籍では、「前提」は無理に揃えなくて良いと書かれています。むしろ、せっかく自分とは違う前提に出会えたのだから、それを最大限に活かす方が得だという主張と理解しました。

度量の大きさも感じますが、それ以上にそれが一番効率的ということなんでしょう。自分や周囲の環境を良い方向に変えようと思うと変化のきっかけが必要です。ただ、日頃からきっかけに目を配り続けていると、たいていのことは試していて、きっかけに出会う機会も減ってきてしまうのだと思います。

そんな時に大きなきっかけとなり得るのが、自分と違う前提を持った人なんでしょう。だから、経験豊かな人や成長に貪欲な人は、自分と異なる意見の人に寛容で、むしろ歓迎の対象なんでしょうね。本書からは、ひろゆきさんの変化に貪欲な姿勢が感じられます。

また他のひろゆきさんの書籍も読んでみたいと思います😊


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misago

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