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よい日を過ごすために、やめたこと・飲酒

2023年1月28日


misagoです。

何かを改善しようとする時に、効果的なのは何かを始めることではなく、何かをやめることだと思います。時間、体力、お金、すべては有限です。限られたリソースなので、それを良い方向に向けようと思うと、まずは余計なことに使っているリソースを削減することから始めないといけないです。それは、人それぞれだと思いますが、misagoの場合は、飲酒をやめることでした。

飲酒について

もともと、misagoはお酒が大好きで、ビール、ワイン、焼酎などを毎日の晩酌にしていました。ふるさと納税も、すべて焼酎に使っていたほどです。そのため、飲酒をやめること「断酒」には抵抗もありました。ただ、飲酒の楽しみと、断酒のメリットを天秤にかけた時、断酒のメリットが大きいと判断しました。ここで補足したいのですが、misagoは飲酒してる方々を責めるわけではありません。

misagoがしたように、飲酒の楽しみと、断酒のメリットを冷静に考える機会もあっても良いと思います。断酒ではなく、減酒という結論に至るかもしれませんし、もしかしたら飲酒の楽しみを再認識できるかもしれません。今回の記事は、そのようなきっかけになればと思い、経験を交えて書いています。

飲酒と断酒

飲酒の楽しみは、以下のようなものと思います。

  • 美味しいお酒を味わえる
  • 気分が高揚する、いい気分になる
  • 仲間と親睦を深めやすくなる

こういったメリットがあることを否定する人は少ないでしょう。誰しも認識しているところと思います。

一方で、断酒のメリットについては以下のようなことがあります。

  • 健康に良い
  • 金銭的な負担の低減
  • 有効に使える時間が増える

大きなくくりでは、こういったことだと思います。ひとつずつ、もう少し深掘りしましょう。

断酒のメリット① 健康に良い

これも誰しも異論はないと思いますが、misagoの場合の具体的な数字もお見せしたいと思います。misagoは、男・身長176cmです。断酒前後の人間ドックの結果は以下の通りです。

2020/9/9

体重体脂肪肝機能γ-GTP肝機能ALP
68.5kg20.8%33200

2022/6/3

体重体脂肪率肝機能γ-GTP肝機能ALP
62.8kg14.7%1161

この差は一目瞭然ですね。体重は5kg、体脂肪率は6%下がっており、肝機能もかなり改善しています。もともと、断酒前からランニングなどの運動習慣はあったのですが、体脂肪率が下げ止まりしてました。ところが、運動量はあまり変わっていないのに、これだけ健康的な数字に変わりました。食事量を減らそうとはしていないのですが、飲酒しているとどうしても欲しくなる酒の肴に手を出さなくなったので、結果として無理なく食事量も減らせているのだと思います。

もちろん、数字だけでなく、見た目もすっきりして、20代の頃と同じサイズの服で良くなっなったり、ランニングしていても身体が軽かったりと、いいことづくめです。

断酒のメリット② 金銭的負担の低減

2つ目は、お金についてです。冒頭に少し記載した通り、misagoは焼酎をふるさと納税で手に入れることで節約できているつもりでした。ただ、よくよく考えるとそもそも断酒してしまえば、そのふるさと納税の枠を他の返礼品に充てられ、その他の返礼品を生活必需品などにできれば、家計の助けにもなるのでやはり断酒した方が生活コストは下がりますね。

飲む量やお酒の種類によって、金額はさまざまですが、misagoの飲んでいた焼酎(黒霧島)をふるさと納税ではなく、普通に購入した場合で資産してみたいと思います。

だいたい毎晩1合(180ml)を飲んでいました。一般的な人の飲酒量かと思います。黒霧島の1.8リットル入りだと、ちょうど10日分です。一年365日だと、

180ml x 365 = 65.7リットル 

これは1.8リットルパックが、36.5本分になりますね。ちょっと多く飲む日もあるでしょうから37本分と考えてもいいでしょう。

黒霧島1.8リットルの値段をAmazonで調べると2023年1月現在で、12本まとめ買いで2000円くらいです。1本あたり1700円くらいです。たしか、スーパーの最安値もそれくらいだったと記憶しています。

結果、年間で1700円 x 37本 = 62,900円になります。いかがでしょうか。これが高いか安いかは人それぞれですが、misagoはこの分のお金は他のことに使いたいという結論でした。

断酒のメリット③ 有効に使える時間が増える

3つ目は時間についてです。飲酒すると、その飲酒の時間ももちろんですが、その後の酩酊状態はやれることが限られてしまいます。顕著なのは、車の運転でしょう。当たり前ですが、「飲んだら乗るな」です。ただ、運転に限らず、運動や頭を使う作業も制限されます。飲酒後に勉強や読書する人もいるかもしれませんが、きっと良い成果は得られないでしょう。

また飲酒すると眠りにも影響します。飲酒した方が眠れるという人もいるかと思いますが、睡眠の質が低下することは科学的証明されています。飲酒は睡眠も非効率にするということです。

歳を重ねて思うのは、時間の大切さです。毎日をより良くしていこうと思うと酩酊している時間はない、というのがmisagoの結論でした。

大きく3点のメリットを挙げましたが、他にも断酒のメリットはあるかと思います。例えば、飲み会などでついつい飲み過ぎて、言わなくていいことを言って後悔してしまったり、記憶を無くしてしまったり。このあたりは節度の問題もありますが、断酒することでこういう悩みとも縁を切れます。

まとめ

いろいろと書いてみましたが、misagoは断酒して、生活の質が向上し満足しています。

現在では、断酒のメリットや方法に関する情報も、手に入りやすいと思います。欧米でのソバーキュリアス(シラフへの興味)という考え方も流行りです。

misagoは断酒後にですが、以下の書籍も読みした。その結果、さらに断酒して良かったと思えます。専門家の方が書いた信用できる書籍ですので、断酒・減酒に興味がある方は手に取ってみてください。

misagoは、「酒は百薬の長」というの中国の過去の皇帝が酒税のために作ったキャッチコピーというのが、目からウロコでした。よく聞く言葉ですが、根拠はないということですね。

最後にもう一度書かせていただきますが、misagoは飲酒を悪いというつもりはありません。ただ、断酒・減酒という選択肢が、より良い日を過ごすための一つとしてあることをお伝えしたかっただけなので、誤解なきようお願いします。


  • この記事を書いた人

misago

misagoです。毎日をより良く、健やかに過ごせるよう、工夫をこらしてます。そんな工夫を共有していきたいです。

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